マグネシウムは、植物が生育していくために必須となる成分であり、これは養分吸収割合であったり、土壌形成割合を考えても非常に多量に必要となる成分なのです。農林水産省は、昭和三一年にマグネシウムを多量要素というものに認め、マグネシウム単体肥料というものを認定したのですが、その受け止め方というものはさまざまであったといえます。
これはなぜかというと、微量要素的なような考え方からみんなが抜け切ることができず、土壌分析をして、その結果からは特にマグネシウムを施さなくても、元から土壌中に十分な量のマグネシウムが有ると判断してしまったり、もしくは土壌改良ということを主な目的にした苦土石灰といったものなどの、マグネシウムの補給ということも十分であると誤解しているような方が多いからなのでしょう。
マグネシウムは、作物が栄養している炭水化物というものを合成してくれている、葉緑素が持っている主成分なのです。マグネシウムが欠乏してしまうと葉緑素が炭水化物を生成する能力が低下していき、それによって光合成が衰えますから葉緑素の炭水化物合成というものが減ります。
また、マグネシウムというものはリン酸であったり、ケイ酸との間での相乗効果、もしくは植物体内での重要酵素を活性化させる活性剤としても、非常に大切な役割をしています。
最後に、マグネシウムが欠乏してしまうその原因です。それは、自然減少。マグネシウムは植物体内にどんどんんと吸収されていき、収穫するとそのまま持ち去られるので、それによって土壌中からは徐々に減少していきます。
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